矯正治療

歯列矯正とは、「歯に適切な負荷をかけて、正しい位置に移動させること」です。
過剰な負荷をかけると、過度な痛みや不快感が生じてしまいますので、そういったことを防いで無理なく矯正するためには、ある程度の時間(期間)が必要です。
そのため、大人になってからでも矯正を始めるのは遅くありません。当クリニックで一緒に綺麗な歯並びを目指しましょう。

歯並びが悪いままでいる
リスク

虫歯や歯周病になりやすい

歯がデコボコに重なっていると、歯ブラシの毛先が届かないすき間ができてしまいます。そういった場所に歯垢や食べかすがたまりやすく、いくら丁寧に磨いても取りきれません。その結果、虫歯や歯ぐきの炎症が起きやすくなり、お口の健康を保つのが難しくなります。

硬い食べ物を噛むこと
が難しくなる

歯並びの乱れは食べ物を噛む力にも影響します。十分に噛めないため、大きいまま飲み込む癖がついてしまうケースもあるのです。その結果、お口の筋肉が弱くなり、硬いりんごやお肉などが徐々に食べづらくなっていきます。

輪郭の変化

歯並びが悪いと、無意識のうちに左右どちらかの側ばかりで食べ物を噛むようになります。この癖が長く続くと、使う側の頬やあごの筋肉だけが発達し、顔の左右バランスに影響が出ることがあるのです。

顎の関節に負担がかかる

歯の噛み合わせは顎の関節の動きと密接に関連しています。バランスの悪い噛み合わせが続くと、関節に過度な負担がかかります。そのため朝の顎の痛みや違和感といった症状が現れることがあるのです。また口を十分に開けられなくなるケースも見られます。これらの症状は医学的に「顎関節症」と呼ばれています。

滑舌が悪くなる

歯並びが整っていないと、舌の動きや息の流れが妨げられ、言葉が明瞭に聞こえにくくなります。特に「サ行」「タ行」「ラ行」は影響を受けやすい傾向が見られます。会議での発言や大切な場面でのスピーチなど、はっきり話したい時に自信を持てなくなることも少なくありません。

頭痛や肩こりの原因になる

歯並びの問題はお口だけでなく、頭痛や肩こりの原因にもなります。不自然な噛み合わせは顎の筋肉を緊張させ、これが頭部の「側頭筋」に影響を与えることがあるのです。筋肉の緊張は血流を悪くし、頭痛を引き起こす可能性が考えられます。
また、顎の緊張は首や肩にも波及します。血流が滞ると、肩こりや首の痛みとなって現れることも少なくありません。

不正咬合の種類

• 

  受け口
  （下顎前突・反対咬合）

  下顎の前歯が上顎の前歯よりも前方に突出している状態で、「受け口」とも呼ばれます。下顎前突は、顎関節症や咀嚼機能の低下、発音の問題などを引き起こすのが特徴です。また、心理的な影響も大きい傾向にあります。

• 

  出っ歯（上顎前突）

  上顎の前歯が下顎の前歯よりも前方に突出している状態を指します。この歯列不正は、見た目の問題だけでなく、口呼吸や嚥下の異常、発音の不明瞭さなどの機能的な問題を引き起こす可能性があります。

• 

  開咬

  上下の前歯が接触せず、開いたままの状態です。開咬は、咀嚼機能の低下や発音の問題、口呼吸などを引き起こします。また、舌突出癖や指しゃぶりなどの悪習癖が原因となることもあります。

• 

  過蓋咬合

  歯を並べるスペースが不足することで、歯が重なり合ったり、捻れたりしている状態を指します。叢生は、歯垢が溜まりやすく、虫歯や歯周病のリスクを高めます。

• 

  すきっ歯
  （空隙歯列・正中離開）

  歯と歯の間に過剰なスペースがある状態を指します。空隙歯列は、発音の不明瞭さや食べかすの残留、見た目の悪化などの問題を引き起こします。

• 

  乱杭歯（叢生）

  上顎の前歯が下顎の前歯を大きく覆っている状態を指します。過蓋咬合は、前歯の異常な摩耗や歯周組織への過剰な負担、顎関節症などの問題を引き起こすことがあります。

透明なマウスピース矯正
「インビザライン」

インビザラインとは、透明で見た目が美しいマウスピース矯正です。患者さま一人ひとりに合わせた専用のマウスピースを作製し、1～2週間ごとに取り替えていくことで歯の矯正を行います。
従来の矯正では、使用するブラケットが目立つというデメリットがありましたが、インビザラインを使用することで人目を気にせずに矯正することが可能になりました。接客業など見た目が気になる人や、忙しくて通院頻度を少なく矯正したい方などにおすすめです。

目立ちにくい矯正装置

仕事で人に会う機会の多い方や接客業の方、「大人になってからの矯正治療は難しい…」と躊躇していませんか？
「目立たない矯正装置」を使用すれば、どなたでも気兼ねなく矯正を始められ、美しい歯列を手に入れることが可能になります。

透明ブラケット

透明ブラケットの素材には、プラスチックやセラミックが用いられ、歯になじみ、通常のメタルタイプよりも目立ちにくくなっています。また、ワイヤー部はメタルタイプと同様なので矯正力は維持され、従来のメタルタイプと変わらない、高い効果が期待できます。

従来の矯正器具との違い

従来は、全体が金属で作られたメタルタイプが中心だったため、「矯正器具はギラギラしていて目立つ」という印象を持っている方が多いと思います。しかし、「透明ブラケット」は、金属が用いられているのは一部分のみ(目立たないワイヤー部分)で、ブラケット部は透明になっています。

治療期間	2年６カ月
治療回数	24～36回
リスク	破損の可能性がある 着色や変色する可能性がある 歯から外れやすい可能性がある 異物感を感じる可能性がある
料金	825,000円（税込） ※金額は症例によって変動します。

小児矯正

子どもの歯や顎の発育は、個人差が大きいものです。乳歯から永久歯への生え変わりの時期に、歯列や顎の成長を適切にサポートすることが小児矯正の目的です。子どもの顎の成長を最大限に活用し、永久歯が正しい位置に萌出するよう誘導します。早期の介入により、将来的な矯正治療の必要性を減らすことができる場合もあります。

治療の流れ

1. Step01

   ご予約・ご来院、
   カウンセリング

   まずはお気軽にお問い合わせください。現在の状態のご相談、治療方法の概略などについてご説明させていただきます。
   【電話受付】9:30～13:00／14:00～19:00（土祝…17:00まで） ※木／日 休診

   03-5610-5080 お問い合わせ
2. Step02

   検査

   問診、レントゲン撮影、口腔内写真撮影、歯型を採取します。

3. Step03

   診断

   検査後、現在の状態、治療方法のご説明をさせていただきます。

4. Step04

   治療

   歯の移動期間1年半～2年（成人の場合）
   ※治療期間は状態により異なります。
   ※小児の場合は、体（骨）の成長発育に合わせて矯正治療を行なうため、治療期間は成人の場合より長くなります。

5. Step05

   保定

   きれいに並んだ歯並びの維持、定期健診

料金

• カウンセリング 無料
• 基本料金 990,000円

  検査・診断料金、治療費、透明ブラケット、保定装置のすべてを含んだ料金

• 小児矯正 495,000円

  前期、後期ともに同じ料金になります

※金額は症例によって変動します。

矯正治療中の虫歯・
歯周病の予防
について

矯正装置を付けている間は、歯とブラケットやワイヤーの間に食べ物が挟まりやすくなります。そのため、通常よりも虫歯や歯周病のリスクが高まるのです。当院では治療期間中の定期クリーニングを重視し、装置の種類に合わせた効果的な歯磨き方法を丁寧に指導します。また、治療の各段階に合わせたケア方法の見直しも欠かしません。

予防歯科

矯正治療 無料相談実施中

当院では、矯正治療をお考えの方のために、無料相談を実施しています。
「カウンセリングだけでも受けてみたい」「いろいろ聞いてみないと決心がつかない」といった方のご相談も歓迎します。
どうぞお気軽にご利用ください。

治療を迷っている方はご相談ください

03-5610-5080

お問い合わせ